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× ZOO ①/乙一

2006-06-04 16:30

zoo1

このZOOの映画を見てからずーっと単行本になるのを待っていたのですが
ついに発売っ!さっそく買ってきましたv
ゴスのときもそうだったのですが、やっぱり1と2に分けられています(・・。)
でも1は映画の原作になった短編を集めたもの。
2はそれ以外という感じに分けられているので
うん、これは最初から2冊でセットの本だったんだ、と脳内コントロールしながらのご購入。

上にもかきましたが、こちらの1は映画の原作になった短編が収められています。
なので1つずつご紹介v

■カザリとヨーコ
わたしとカザリは一卵性の双子だ、カザリは美しくて活発で
学校ではクラスメイトや先生からとても愛されていた。
時々私に食べ残しのごはんをくれるのでわたしも彼女が大好きだった。
ママは故意に私の分の食事を作らなかったのでわたしはいつもおなかをすかせていた。


虐待とか差別とか希望とか絶望とか・・そんなお話。
なんていうか・・切ないお話なんですよねぇ。
乙一さんは弱い物の立場からの目線をとてもリアルに書く作家さんなのですが。
この短編もそんな乙一ワールド全快でした。
主人公のヨーコが一番大切に思ったもの。
その存在があったからこその最後の展開がね、すごく悲しいんです。
でも乙一さんはそれをあえて悲しく書かない。
主人公のヨーコがとても強くて素敵でした。
映画版も良かったけどやっぱり小説のほうがよりこの世界を感じることが出来た気がします。


■SEVEN ROOMS
その部屋で目が覚めたとき、ほのかに灯った電球で弱々しい明かりで暗闇を照らしていた。
まわりはコンクリートで出来た灰色の壁だった。
自分がどこにいるのかわからなかった。


ZOO①の中で一番怖かった作品。
ある日目覚めると周りをコンクリートで覆われた部屋で目を覚ます主人公の2人。
主人公の2人は高校生の姉と小学生の弟。
部屋の真ん中には溝があり、大きさは子供がやっと通り抜けられる位の大きさだった・・

設定も凄いのですが、閉鎖された空間のなかでの恐怖。
徐々に部屋の構造が解ってくることで怖さが倍増していくんです。
そしてなによりも死への恐怖。
絶対に脱出が不可能と思われるその場所からたったひとつだけ脱出できる方法があるとしたら・・
あなたはこの主人公と同じ行動がとれますか?

凄く切ないお話。
ちょっと泣いちゃいました。。


■SO-far そ・ふぁー
僕には父も母もちゃんと見えているし、お話も出来る。
でも父は母の存在に気づいていない。
母は父の存在には気づいていない。
でも僕が通訳してあげる事でちゃんと会話も出来る。


不思議なお話。
あれ?乙一さんにしてはちょっと物足りないお話かなぁ。
なんて思いながら読んでいたのですが。
やっぱり乙一さんて凄いなぁと思わせてくれた作品です(笑)
これもちょっと切ない系ですねー。
実際にこうゆう事ってありそうな感じがちょっと怖かったです。



■陽だまりの詩(シ)
愛すれば愛するほど死の意味は重くなり喪失感は深くなる。
愛と死は別のものではなく同じものの裏と表だった。


遠い未来のお話。
世界にたった一人残ってしまった人間と、その彼の死後に埋葬する為だけに作られたアンドロイドの少女の物語。

大好きな作品です、映画化された時、唯一のアニメ作品だったのですが
めちゃめちゃ素適な作品でした。
普通映画化されたりすると、ちょっとイメージが違ったりでやっぱり原作の方がおもしろいなー、ってなっちゃうのですが・・
この作品は原作・映画それぞれがそても素適でした。

お話としては、アンドロイドの少女が死を学んでいく課程を描いた作品なのですが。
その過程がとても面白かったです、面白いというか素適でした。
そして色々な事を考えさせられました。
是非映画とセットでどうぞです。


■ZOO
映画を見たときは、よく解らなかったお話なのですが(バカ)
こちらの小説版を読んでようやくストーリーをつかめたです・・

最愛の彼女が死んでしまった、そしてそれ以来毎日自宅の郵便受けに届く彼女の死体を移したポラロイド写真。
その写真は毎日少しずつ腐食してく。
彼女を殺した誰かが毎日彼女の死体を撮りつづけ、僕に届けているのだ。


こんなお話です。
主人公の狂って行く姿も読みどころなのですか(何)
実はとっても悲しいお話。
人間の弱くて汚い部分を書いた作品です。

特別面白いわけでもないのですが、最後まで飽きさせる事無く読ませていただきました。
そして映画が何故あんな感じになったのかもちょっと理解出来たようなきがします。





ZOO2へつづきます・・
相変わらず下手な文章下手な紹介文でごめんなさい・・
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